球種ごとの投球データ – ストレート

こんにちは!

第九回目となる今回から4回にかけて、球種ごとの投球データについてご紹介をしていきたいと思います。第一回目となる今回は「ストレート」のご紹介です。

なお、今回から複数回にわたってご紹介をしていく球種ごとの投球データ記事は弊社英語ブログのJustin Aguiar(弊社社員)の記事を参考に作成をしております。
オリジナル版はこちらから。
https://rapsodo.com/understanding-rapsodo-pitching-data-break-profile-fastball/

ストレートの回転方向は、左投手であれば10:00~12:00、右投手であれば12:00~2:00の方向、またバックスピンを中心とした投球になるためスピン効率は90%以上となるのが理想的です。

加えて「Rapsodo Pitchingでできること – 変化量」でもご紹介をしたように縦のプラスの変化を生み出すことが非常に重要となります。

なぜなら、縦のプラスの変化を生み出すことによりボールにノビが生まれ、打者にとって予想よりも上昇の投球軌道を描く打ちづらいボールとなるからです。

逆に言うと十分な縦のプラスの変化が生み出されない場合には球速が速かったとしても打者にとって球の軌道が予想しやすい打ちやすいボールとなってしまいます。

MLBや高校・大学野球データを見ると、伸びのある効果的なストレートを投げるためには縦のプラスの変化が約43cm (17 inches) 以上あることが望ましいとされています。

なお、縦のプラスの変化を増やすためには、投球ボールのバックスピンの回転量を増やすことが重要です。そのためには、ボールの総回転量を増やし、かつスピン効率を100%に近づけることが必要となります。

ストレートの投球データ:縦の変化が約57cm (22.3inch) あり、伸びのあるストレートであることが分かる。

もし、フォーシームの握りで縦のプラスの変化を43cm以上生み出すことが困難な場合には、ツーシームの握りで投球することをお勧めしております。

ツーシームの握りで投げた場合には、縦のプラスの変化はフォーシームと比べて生じにくくなりますが、その分横の変化が生じやすくなるため打者にとって縦の変化が少なくても打ちづらい投球となるためです。

Rapsodo Pitching2.0を使えば、投球ごとの回転方向、変化量やスピン効率が可視化されるため、上記のポイントを踏まえた上で、自身のボールの特徴に合わせて最適なストレートをデザインしていくことが可能です。

以上、今回はストレートについてご紹介をしていきました。次回は、カーブについて紹介をしていきます。引き続きRapsodoブログをよろしくお願いいたします。