球種ごとの投球データ – チェンジアップ

こんにちは!
第十一回目となる本ブログでは、前回に引き続き球種ごとの投球データについてご紹介をしていきたいと思います。今回は「チェンジアップ」のご紹介です。

なお、今回も前回同様に弊社英語版ブログのJustin Aguiar(弊社社員)の記事を参考に作成をしております。

オリジナル版はこちらから。
https://rapsodo.com/understanding-rapsodo-pitching-data-break-profile-changeup/

チェンジアップには、サークルチェンジ、スプリット、またMLBではフリスビーチェンジアップ等もありますが、概して最も重要な指標はストレートと比べていかに縦のプラスの変化の差をつけるかということです。

弊社社員Justin Aguiarは、経験を基に、ストレートとチェンジアップの間に約20.3cm(8inch)以上の差があると、打者にとってストレートと比べたときのボールの沈みが大きく打ちづらいチェンジアップになると述べております。そのため、縦の変化のプラスの変化が大きいストレートを投球する投手にとってチェンジアップを持ち球として加えることは非常に効果的となります。

また、縦のプラスの変化の差に加えて、ストレートとの球速差をつけることや同様のリリース位置から投球することも大切になります。なお、MLBではストレートとチェンジアップの球速では12 ~ 16 km/hほど差がついております。

チェンジアップはその種類の多さからもわかるように様々な回転方向・スピン効率で投げられており、一概の指標となる数字は存在しません。

一方で、スピン効率はストレートよりも低い効率値を目指して投球することが大切です。スピン効率を下げることでボールの回転に対するジャイロ回転の割合が増え、ボールの縦のプラスの変化が抑えられるためです。

ですので、チェンジアップの練習をする際には回転方向や回転量よりもスピン効率および縦のプラスの変化がストレートと比べて20.3cm以上生まれているかを意識しながら練習することが大切となります。

チェンジアップの投球データ。ストレートと比べて、投球が抑えられていることやスピン効率を落として縦のプラスの変化を抑えていることが分かる。

ストレートのプラスの変化が比較的小さいストレートを投球する投手には、サイドの変化が大きいフリスビーチェンジアップのようなチェンジアップを持ち球に加えることがより効果的です。

これは、以前のブログでも紹介したようにサイドの変化をつけることによってストレートとの変化の差が大きくなり、打者にとって打ちづらいボールとなるためです。

サイドの変化委が大きいチェンジアップを投球する場合には、回転方向が右投手であれば3:00、左投手であれば9:00の方向に近づくようにボールをデザインすることが大切です。

そうすることで最大限にサイド変化を高めたチェンジアップを投球することが可能となります。

フリスビーチェンジアップの投球データ。球速を抑えながらもボールがサイドに大きく変化していることが分かる。

Rapsodo Pitching2.0を使えば、投球ごとの回転方向、変化量、スピン効率、やリリース位置が可視化されるため、上記のポイントを踏まえた上で、自身の持ち球の特徴に合わせて最適なボールをデザインしていくことが可能です。

以上、今回はチェンジアップについてご紹介をしていきました。次回は、スライダーについて紹介をしていきます。引き続きRapsodoブログをよろしくお願いいたします。