Rapsodo でできること – 回転(Hitting)

こんにちは!

第六回目となる今回からは複数回に分けてRapsodo Hittingで計測できるデータと活用方法を紹介していきます。

Hittingで最初にご紹介をするデータは「回転(スピン)」です。

「回転(スピン)」は打撃時よりも投球時に使用されるデータという認識が一般的ですが、打撃の良し悪しを左右する非常に大事な指標の1つとなります。Rapsodo Hittingを利用すれば打球の回転量・回転方向の分析が可能です。

回転量

Hittingアプリでは打球の総回転量が3Dの回転イメージと共に表示されます。一般的に、バックスピンの回転量が多い投手のストレートが重力の影響を受けにくく伸びのあるボールになるのと同じように打球も回転量が多いほど飛距離が増加する傾向にあります。但し、投球とは異なり打球の回転量には適正な範囲があるため、回転数が多すぎると逆に打球速度が遅くなるためボールの飛距離が延びづらくなってしまいます。実際にRapsodoプレーヤーの打撃データを見てみても回転量が増えるにつれて打撃速度が減少していること、さらに3000回転rpm (Rotation Per Minute: 1分間あたりの回転量) を超えると回転量の減少幅が増加していることが分かると思います。

打球速度と回転量の相関図

なお、下記の表は打球の回転量と打球の傾向の関係を表したものとなります。一般的に1500以上2500rpmが飛距離が伸びやすい理想的な回転量と言われております。

回転方向

打球の回転方向はこのように時計の針に倣って表示されます。

アプリ上では打球回転イメージと時刻表示から打球の回転方向を確認することが可能です。一般的にバックスピンが増加すると飛距離が増加し、逆にトップスピンが増加すると飛距離が減少します。サイドスピンがかかっている場合には打球は回転量の多い方向にきれやすくなります。回転量や回転方向が打球にどのような影響を与えたかのかはアプリ上の3D打球軌跡より確認可能です。

Pitchingアプリと同様に赤実線(実際のボールの軌跡)と赤点線(回転による効果を無視した場合のボールの軌跡)を比べることで回転による打球の影響が一目でわかります。

活用方法

回転データを見ながら打撃練習に取り組むことで自身の打撃の回転量が最適なものなのかどうかを客観的に分析することが可能です。また、次回のブログでご紹介する「打撃角度」と合わせて回転量を確認することで、個人にとって最適な打球の飛距離を伸ばすために最適な回転量と打撃角度のバランスを分析することも可能です。

今回はRapsodo Hittingでの回転データとその活用方法を紹介しました。

次回は、「打球速度」についての情報を発信していきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。